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北海道 天売島

                                         1989年8月14,15日撮影
[島全景]
フェリー「おろろん」から天売島を写す。海の青さがいい。

フェリーの名前でもあるように、この島はオロロン鳥(ウミガラス)の生息地で有名である。

他にも、ケイマフリ、ウミウなど貴重な海鳥がいる。

観察小屋も設置されている。なお、上から落ちてくるフンには要注意。
[草原]
天売島では、草原が多い。

なお、隣の焼尻島では草原が少ない。
この事情については、説明された本があった。それによると、昔は焼尻島も天売島も同じように、木に覆われていた。
しかし、天売島の木はマキとして使用しされたたため、全部切り倒したということである。

[ゴマシジミ]
夏の草原にはゴマシジミが生息する。左は幼虫の餌であるナガボノシロワレモコウにいるゴマシジミである。幼虫は、少し大きくなるとアリに育てられる。

天売島には草原が多いので、この蝶も多い。
しかし、焼尻島では草原が少ないのでゴマシジミの数も少ない。
[灯台]
天売港の近くの灯台近くの草原にもゴマシジミが生息している。

この蝶を探すには、白い穂のナガボノシロワレモコウを探す。前の写真のように、この植物の蜜を吸っていることが多い。


[天売島から焼尻島]
天売島から焼尻島を見たところです。

夏はどちらの島も観光客が多いので、早めの宿の予約が必要。






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